発達を振り返る楽しいさ・大人でも発達

深掘りブログをお読みいただきありがとうございます。

 

前回のブログでは生まれてすぐの’運動ことはじめ’、

つまり、生まれてすぐの運動は”呼吸”と”重力に抗すること”、

と書きました。

それからは、反射によっておっぱいやミルクを飲み始めます。

 

では次は、、、という続きのお話です。

うまれたあかちゃんは目をしっかり開けられないですが、

しばらくするとものを見るようになります。

それから、不器用に手や足を動かしたり、、、

自分の意思で動かせているのかは赤ちゃんに聞いてみないとわからないですが、

少なくとも反射ではない、意識のある(ありそうな)動きを始めます。

 

特に目線を動かすことに続いて首を動かしたり、

手を動かすようになると、右と左の手が一緒に合わさったり、

足ぴょこぴょこ動かしていたら、グルンと横に倒れたり、

そんな偶然な動きを通して動きが増えてきます。

それが”発達”。

0歳の赤ちゃんの発達は本当に目覚ましいです。

毎日毎日新しいことができるようになる。

 

その発達はある程度の基本的な順番とされているものがあります。

いわゆる

首が座る、寝返り、、腹這い、ズリバイ、ハイハイ、お座り、立ち上がり、、、、

みたいなのです。

 

お子さんがこの通りに発達しなと、心配される親御さんも多いですね。

 

この通りかどうかがいいのか、そうでないとよくないとか、

その話はここでは置いておいて、、、

大事なことは、赤ちゃんというのは新しい動きを

”自分で見つけていくのが楽しい”(らしい)ということです。

(楽しいというか、興味津々というか、刺激的というか、

面白いというか、、、全部ひっくるめて楽しい、です。)

 

自分が触ったもので反射的に動いていた頃から、

見えることはもっと見たい、

新しい動きができると何度もやってみたい、

自分の手や足の発見、

新しい視界、

初めての触覚、

それらがきっかけとなって、これはなんだろう、

もう一度やってみようという好奇心が掻き立てられます。

 

それから、だんだん「自分でできた!」の成功体験が加わり、

いっそう動くことに喜びを見出します。

こういうのって、0歳の発達の著名な時期だけでなく、

子供時代全般続きますし、そのまま’面白い、できた!’が基本の

感覚で生きていく大人もいますよね(笑

 

それでも大きくなるにつれて、いろいろが当たり前になっていきます。

自分のことはできて当たり前
歩くのも当たり前

座っているのも当たり前

大の字で伸びをして当たり前

 

でも、どんな動きも元を正せば赤ちゃんの頃

発達をしてきた大事な要素が含まれています。

後ろを振り向くこと、

手を伸ばすこと、

足を曲げ伸ばしすること、

背中を伸ばすこと、

足の指で蹴ること、

 

とてもシンプルな動きの連続で、

複雑な動きは作られている。

とてもシンプルな動きは、

赤ちゃんの発達の動きと一致する。

呼吸、重力と合わせて

初心に返ることの大切さを教えてくれます。

 

そして大人になっても、そういう基本をじっくり学ぶと

沢山の学びや発見があってこれまた楽しいんですよ〜〜。

(私のピラティスはこの基本の動きの宝庫だったりします)

 

人の動きは本当に深いです。

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